徳島県三好市東祖谷菅生
当日の移動
前夜に出発して名頃の登山口で車中泊と思っていたが、早朝に出発すれば問題なく登れることが判り、4時50分に自宅を出発し名頃の登山口には8時20分に着く。
悪名高き酷道438号線だけは通らないと思っていたが、何故か438号線を通る羽目になり、おまけにコンビニが無く、昼飯が手に入らないことになってしまった。
Road Map :明石大橋を渡り、徳島道に入り美馬ICで降りる。脇町ICで降りる予定であったが間違えた。
Route Map:名頃の登山口から往復。 数年前までは林道終点まで車で入れた様だが、今は入口で通行止めされている。
『日本二百名山』 背の低いササ原で覆われた山頂付近の展望は圧巻であった。
標高差:993m
下山
歩き易い登山道を早足で下山する。 登りで感じた通り登山道には見所が無く淡々と歩くだけである。 1時間50分で下山を終える。
剣山に行く
下山を終えた時はまだ12時50分だったので、登山リフトを使えば
”剣山”に登る時間があるだろうと、見越しへの8km程の道を引き返す。
コースタイム:4時間15分
登り時間:2時間22分、下り:1時間50分
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名頃駐車場 |
平尾谷登山口 |
三嶺山頂 |
登り→ |
8:35 |
9:05 |
10:57 |
←下り |
12:50 |
12:24 |
11:00 |
2007年の四国の山遠征
み う ね
名頃の登山口には立派な駐車場が整備されており、トイレと
休息所がある。 8時35分に昼飯を持たずに歩き始める。
駐車場横にあった簡易登山地図。
これによると片道5.6km、3時間となっていた。
(地図の上方向が西向きとなっています。)
林道途中に咲いていた ”ミツバテンナンショウ”、他にはスミレが咲いている位で花は少なかった。
車止めゲートを通り林道を歩いて行くと崩壊箇所があり修復の
工事をしており、工事個所には迂回路が設けられていた。
途中、林道をショートカットする道があり、再度、林道に戻ると
30分で平尾谷登山口に着く。 2年前にはここまで車で入れた
らしいが駐車スペースは広くない。
登山口にあった案内板。 クリックで拡大します。
1時間22分にて林道終点からの登山道の分岐に着く。
ここに三嶺山頂まで1.8kmの表示あり。
登山道に急峻な部分は無く、一貫して程々の登りが続く。
周辺は笹原になるが笹の背丈が低いので展望が無くなる程ではない。
樹間からは名頃を挟んだ反対側にある ”塔丸”(1,713m)が顔を覗かせる。
この山は山頂には樹林が無く、展望の良さそうな山に見えた。
シラベやツガの針葉樹林が良い雰囲気を
出しているが、この景色が延々と続く
ので退屈さを感じる。
樹林帯が終わると一面の笹原と巨岩が点在する大展望が一気に広がり、
ここまでの展望の無さとのギャップが凄い。
快晴ではあるが春霞で遠くの山までははっきり見えない。
避難小屋との分岐点から登山道を振返る。
地元の御夫婦ハイカーが登って来た。
尾根筋から三嶺山頂を見る。 周辺の茶色く見える部分は ”コメツツジ”の群生地で
あるが、まだ花時には早いのか小さな蕾しか見られない。 これが一気に開花する頃は
さぞかしきれいだろうと思う。
山頂への道から振返り、山頂池と避難小屋を見る。
避難小屋とその向こうの小さなピークへは下山時に行ってみる予定。
下山時、避難小屋の奥にある小さなピークに登り、三嶺の景観を楽しむ。
登山道は見所無く退屈であるが、山頂周辺は笹原が広がり景色は雄大である。
2時間22分にて ”三嶺”(1,893m)に着く。
G・Wなのに山頂には二人が居ただけ。 昼飯を持っていないので
一通り景色を眺めて、写真を撮って直ぐに下山する。
”三嶺ヒュッテ”の中を覗いて見ると、最近建てられたのか
木材の香りがする程新しく、木張りの床となっていた。
カシミールの地図で確認すると ”剣山”まで縦走路が伸びていた。
山頂にあった道標には ”剣山へ17.0km”の表示が見られた。 ”三嶺”から ”剣山”まで縦走出来るんだ。 ”四国一美しい縦走路”らしい。
尾根筋の縦走路がはっきり見えていた。
同定は出来ていないが、縦走尾根の先には ”剣山”が見えているはず。
”避難小屋”に寄ってみる。
この ”避難小屋”には ”三嶺ヒュッテ”と言う
お洒落な名前が付いているらしい。
2024年4月10日改定
ここの分岐を乗り越すと山頂池と避難小屋のある高原に出られるはず。